今回は幸せな授乳ライフに欠かせない、授乳クッションについて書いていこうと思います。
長女・はなの授乳は苦行だった

授乳クッションは、おっぱいをあげるときに使う、赤ちゃんを支えるクッションです。お母さんのお腹に当ててつかうので、体の丸みに合わせて真ん中がカーブしています。
長女・はなのときは、親戚のお下がりの薄っぺらい授乳クッションを使っていました。このクッション、厚みがないので赤ちゃんと自分が密着できずやりにくい!自分の体をはなに近づけようと前かがみになるので首も肩も背中も痛いし、腕の力だけではなを支えるので手がもげそう!
それに、クッションのカーブ部分を自分のお腹にカポッとはめているだけなのですぐズレてきます。ズレては戻し、ズレては戻し…を延々繰り返してストレスを感じていました。
そして当時、狭いアパートに住んでいたことも授乳が辛くなる一因でした。
当時、妙に断捨離に燃えていたこともあり、「狭いんだし、必要最低限のものしか持たない!」と、ダイニングテーブルもイスもソファもなし。当然授乳も床に座ってしていました。これがまた辛い辛い…。
背もたれが欲しくて、壁際に枕を立てかけ、床に座ぶとんをしいて座椅子っぽくしてみたものの、堅い床に座りつづけておしりはカチカチ。
何これ?苦行じゃん!全身いたいよ!辛いよー!
と叫びそうになりました。

おっぱいをあげたことがない方にはこの姿勢がどれだけ無理があるかイメージしづらいかもしれません。正しい姿勢で授乳すると下のイラストのようになります。

正しい姿勢だと前かがみにならずに赤ちゃんと密着できていて、余計な力が入っていません。
はなの授乳のとき、無理な体勢で体が悲鳴をあげていたのに、私は授乳クッションを買い替えたり、座りやすいイスを買ったりといった環境整備をしませんでした。なぜなら、
「授乳の期間はたった1、2年。そのために色々なものを買うのはイヤだ。」と思っていたからです。
当時の私は完全に節約するところを間違えておりました…。
たった1、2年されど1、2年。毎日授乳の時間はひっきりなしにやってきます。月齢の低い赤ちゃんだと、1日のうち大半はおっぱいをあげているといっても過言ではありません。それに何より、授乳は赤ちゃんとの大切なコミュニケーションの時間です。その授乳がしんどいなんて辛いですよね。
授乳の時間が快適で幸せであること。これは本当に大切!
はなの授乳でそう思い知った私は、次女・うみを妊娠中、使いやすい授乳クッションを探してネット上をさまよいました。
そして出会ったのです。運命の授乳クッションに。
運命の出会い 青葉の授乳クッション

お母さんの骨盤ケアベルト「トコちゃんベルト」で有名な、有限会社青葉が作っている授乳クッションです。上の写真は私が使っているものです。愛用しすぎてちょっとくたびれていますが…。
ネットで見つけて、これは絶対いいと思いヤフオクで探して購入。届いて早速体にあててみて感動しました。
赤ちゃんを支えるのに十分な厚み。これだけ分厚いと、前かがみにならなくても赤ちゃんと密着できます。
そしてクッションの先を止めるマジックテープ着き!これ大事です!これのおかげで授乳中にズレません!
うみを出産し、実際に使ってみて、その良さがよく分かりました。赤ちゃんとの一体感がすごいのです。無理のない自然な姿勢で赤ちゃんを包み込むように抱っこできるのです。
こんな授乳クッションを作ってくれて、青葉さん、ありがとう、ありがとう!とおっぱいをあげつつ感謝しました。今となってはこれがなければ授乳できないというほどの必須アイテムです。

この授乳クッションを作っている有限会社青葉は、助産師で整体師の渡部信子さんが考案した骨盤ケアベルトを作る会社としてスタートしました。その後、授乳クッションや赤ちゃん用の枕など、色々な商品を開発しています。専門家監修で妊婦さんや産後のお母さんのケアのためのものづくりをしているので、使いやすいのはもっともですね。
有限会社青葉の公式サイトはこちらです。よろしければご覧ください。製品の正しい使い方ガイドも載っていますよ!
ちなみにこのクッションの真ん中には「ベビハグ」と書いてあります。なのでうちでは「はぐちゃん」と呼んでいます。私はよく

と叫んでいます。
服も授乳しやすく整えよう
さて、授乳の時間を快適にするためには服装も重要です。授乳服を用意できればいうことなしですね。授乳服とはわからないようなオシャレな服が揃ったサイトをいくつか見つけました!
シンプルなものは着まわしがきくし、授乳が終わってからも着られそうです。
妊娠中・産後は外出しづらいですし、やっとこさベビー用品店に行ったとしても好みのデザインがなかったりします。こういったサイトを利用すると便利ですね!
授乳服ではない、普通のTシャツなどを着て授乳する場合、私はまくり上げて手で押さえてしていました。でも裾が落ちてくるのを押さえながらおっぱいをあげるのは大変…。
そんなとき、この方法を本で読んでやってみたらとっても便利でした!ちょっとした工夫ですが一気に楽になりましたよ!

まとめ
授乳の時間は赤ちゃんとのコミュニケーションの時間でもあり、とても大切です。授乳クッションや授乳服などの便利グッズを活用して快適に過ごしたいですね。
皆様の育児の時間が充実したものになりますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。