
こんにちは、かの子です。
これから私の産後がどんなものだったか書いていきたいと思います。まずは、長女・はなの産後から。
産後の体、ここが辛かった
長女・はなを無事に出産!でも喜びもつかの間、全身ガタガタになりました…。
①会陰の傷が痛い
会陰とは、お産で赤ちゃんが出てくるところとお尻の穴の間、またその周辺を指します。赤ちゃんが出てくるとき、会陰は大きく伸びるのですが、伸びが足りずに赤ちゃんが出にくい時は「会陰切開」といって切る場合があります。
はなを産むときは会陰切開をしました。切開するときは麻酔をしますし、「あ、麻酔の注射したな、あっ、切ったな…」という感じで痛いという感覚はあまりなかったのですが、お産の後に切開して縫ったところがひきつれるような感じで痛みました。切開したところだけでなく、会陰のあたり全体が痛みました…。
それもそうですよね。お産を「鼻からスイカを出す感じ」と例えることがありますが、出口の大きさに対して出てくるものが大きすぎます(笑)
ちなみに、初産婦だと会陰の伸びが足りずに切開となることが多いようですが、経産婦で伸びがいい場合は切開なしとなることもあるそうです。
②後陣痛が辛い
後陣痛とは、産後に起こる子宮収縮の痛みのことです。臨月の子宮は、妊娠前の5倍の大きさになっているそうです。赤ちゃんが出た後、子宮が元の大きさに戻ろうと縮んでいくときに起こるのが後陣痛です。
後陣痛は、感覚としては生理痛の大きいバージョンのようなものでした。これがかなりの痛みでした…くう〜っとお腹を抱え込んでしまうような…
お産の痛みに比べればずっと小さい痛みでしたが、かなりしんどかったです。
厄介な後陣痛ですが、助産師さんに聞いたところ後陣痛がこないと困るのだそうです。お産が終わった後の子宮は傷だらけ。ぎゅーっと子宮収縮を起こすことで、出血を止め子宮の回復を促しているのだそうです。
③全身筋肉痛で辛い
お産の時、陣痛に耐えかねて、私は大声で叫んでいました。立会いした夫いわく、病院中に響き渡っていたそうです…。
声を上げながら、体中に力を入れてふんばっていました。その結果、産後は全身が筋肉痛になりました。お産の時は夢中で気づかなかったけど、こんなにも力を入れてたんだなあ…と後で思いました。
④呼吸がうまくできない
お産の後は、呼吸がうまくできず、数日はハアハア言っていました。赤ちゃんが出て行って、内臓の位置が変わったのか?なんだか、横隔膜がうまく動かない感じ?がありまして、意識して呼吸しないと肺に空気が入らないのです。
あまりにハアハア言っていたので助産師さんに心配され、初回の授乳の時間を少し遅らせて部屋で休ませてもらいました。
…と、このような感じで全身が痛くて、ベッドに寝たまま動けない状態でした。でもトイレには行かなくてはいけません。なんとかズリズリベッドの端に移動して、頑張って体を横向きにし、力を振り絞って体を起こします。
いざ立ち上がろうとすると、足が「へにょーん」となってうまく立てません。それでもなんとか周りのものにつかまって立ち上がり、壁伝いにトイレへ…
…なんとかできました。オマタの傷におしっこがしみて痛いんじゃないの?と心配だったのですが、自分は大丈夫でした。でも、立ったり座ったがしんどいし時間はかかるしで、トイレにいくのがおっくうになります…。
入院中はハードスケジュール
はなを産むまで、入院中はゆっくり休めるものだと思っていました。はなのときはホテルのようにきれいな産婦人科で出産したので、旅行気分でのんびりできるかな〜と楽しみにしていました。
ところが…入院中はとってもハードスケジュールでした。
新しくてきれいな病院で、部屋は全て個室でした。入院すると病院のタブレットが貸し出されます。その中にそれぞれの予定表が入っているのですが、びっしり予定で埋まっています。
大体こんなかんじです。
8:00 朝食
9:00 検温
9:30 回診
10:00 授乳
12:00 昼食
13:00 授乳
14:00 退院指導
15:00 検温
16:00 授乳
18:00 夕食
19:00 授乳
22:00 授乳
1:00 授乳
4:00 授乳
7:00 授乳
よくスケジュールを確認していないと次何をすればいいのかわからなくなってしまいます。
これを見ると、授乳と次の予定の間に2時間あるところもあるし、休めるんじゃない?と思われるかもしれませんが、一回の授乳には大体1時間くらいかかります。
それに、予定の間の時間を使ってシャワーを浴びたり、面会の人の対応をしたりと全然休む暇がありません。
これらを産後のうまく動かない体でこなさなければならないのです。
入院中はハードスケジュール。隙を見て頑張って休まねばならないのだな…とつくづく思いました。
さて次は、授乳について書いていこうと思います。
最後までお読みくださりありがとうございました。